展覧会「200年をたがやす」|CULTIVATING SUCCESSIVE WISDOMS

押入れに眠る秋田の伝統的工芸品

秋田杉桶樽・大館曲げわっぱ・川連漆器・樺細工で使わなくなったもの、特に、他の方に使ってほしいものを募集します!

日々の生活の中で伝統的工芸品に触れる機会が少なくなってしまった昨今、子どもたちをはじめとする未来の使い手たちは、どのようにして工芸の魅力に気づき育って行くのでしょうか。また、100年を超える地域文化そのものともいえる、これら産地の担い手(作り手)後継者についても将来的な不安が懸念されています。

 一方で、大量生産大量消費時代の終焉、経済の長期低迷の影響もあり、量よりも質を求め、我が子&我が孫に良いものに触れさせたいという親御さんや祖父母の方も増えつつあると実感しています。

 モノにとっても、押入れに仕舞われたまま使われない状態は、通気性や乾燥などの観点から決して良いとは言えません。自然素材から職人の技を通して生み出される伝統的工芸品は、食べ物や人の手に触れ、使うほどに、色艶や強度が増すといった、「使って育てる」「使うことで完成する」道具でもあります。

 これらの課題を、本展覧会を通して、つなぎ解決することはできないか。

 教育の場でさえ伝統的工芸品に触れる機会が極めて少ない子どもたちや若い世代に、触れてもらいたい、机上の勉学ではなく体感してもらいたい。そして、眠っている工芸品を、使われることで輝かせたい。工芸の世界の片隅で日々仕事をする者のひとりとして、心からそう願っています。

 あきたが誇る伝統的工芸品を未来の世代につなげていきたい親世代、祖父母世代と、子や孫の世代をつなぐ機会を、ここ秋田市文化創造館から創出したいと思います。

工芸分野キュレーター 合同会社casane tsumugu 田宮 慎

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●受付方法

以下のいずれかの方法により会場「秋田市文化創造館」で受付いたします。

1.持ち込み
ご記入いただいた同意書と共に、秋田市文化創造館 総合案内までお持ちください。(開館時間:9:00〜21:00、休館日:火曜日)

2.配送
ご記入いただいた同意書と共に配送ください。
※恐れ入りますが、元払いにてお送りください。対象としている4つの工芸品でない品、破損等により使用することが難しいと判断させていただいた品につきましては、返送させていただく場合がございます(当方の元払い)。予めご了承ください。
配送先:〒010-0875 秋田市千秋明徳町3-16 秋田市文化創造館「200年工芸係」

※同工芸品にまつわるエピソードがございましたら、併せてお寄せください。
https://200years-akita.jp/creation/kogei-episode/

●使用方法

1.お預かりした工芸品は、展覧会「200年をたがやす」会期中、次の使い手が見つかるまで、会場で随時展示させていただきます。

2.次の使い手を探す「未来の使い手オーディション」に出品させていただきます。

・未来の使い手オーディション
会場に並ぶ工芸品の中から、気に入ったものがある方にご参加いただき、「どれが」「なぜ」欲しいかをアピールしていただいて、次の使い手を決めるイベントを9月26日に開催予定です。

3.次の使い手が見つからなかった場合は、工芸品をお返しさせていただきます。

●お問い合わせ:
NPO法人アーツセンターあきた(秋田市文化創造館)
電話:018-893-5656(9:00〜21:00 毎週火曜日休館)
メールアドレス:craft@200years-akita.jp